明顕山 祐天寺

年表

明治13年(1880年)

祐天寺

宝珠名号石塔、建立

7月16日、上平沢村(岩手県紫波郡)に宝珠名号石塔が建立されました。施主として地主の近藤要吉のほか、18人の名前が彫られています。

参考文献
宝珠名号石塔(柴波町上平沢)、『岩手の石碑』(臼沢正充、臼沢信行編集・発行、2004年)

祐真から祐道へ

12月、祐天寺14世祐真が退院し、同月4日に天随こと祐道が15世として入院したとされています。
祐道は美濃国(岐阜県)加納藩士の西川関八郎の次男として生まれ、安政4年(1857)10月に祐天寺13世祐興のもとで得度し、祐興の遷化後は祐真の弟子となって祐天寺で修学していました。

参考文献
『祐天寺誌』(巖谷勝雄、祐天寺誌編纂室、1984年)、『浄土宗鎮西一派本末寺院明細帳』(東京都公文書館蔵)
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